導入
2023年のEvernote無償版の制限の改悪に伴い、ノートが作成できなくなったため、2023/12にNotionのアプリに切り替えを行いました。
クラウドメモアプリの「Evernote」のデータを「Notion」に移行するための手順を整理しました。
現在は簡単に移行できますが、仕様変更によりできなくなる可能性もありますので、現在Evernoteの無償版をご利用中でNotionへの移行を検討している方は、早めにNotionに移行しましょう。
なお、どうしてもEvernoteを使い続けたいという方は、有償版に切り替える方法もありますので、自分の状況に応じて判断しましょう。
環境
OS:Windows10(22H2)
Notion:3.1.0
Evernote:10.68.3
Notionのインストール
WindowsPCには、Wingetでインストールしましたが、ブラウザでNotionのサイトから直接ダウンロードしても大丈夫です。
また、今後の利用のためにもスマホやタブレットにもNotionのアプリをダウンロードしておきましょう。
winget install Notion.notion
Notionのサイトから直接ダウンロードする場合は、以下のリンクをお使いください。

Notionデスクトップアプリ: Mac & Windows | Notion
Enjoy an infinitely flexible and adaptable workplace that optimizes around your personal and team needs. Download the No...
データ移行前時事前整理作業
Notionにデータ移行すると、ノートブック単位に表示されます。タグもノートブック単位に移行されてしまうため、Evernoteでタグをメインに管理している場合は、一度Evernoteを有償版のプランに切り替える等をしてノートブック単位に移行できるように整理しておきましょう。
もちろんNotionに移行後に整理しても大丈夫です。
EvernoteからNotionへのデータ移行
- Notionのアプリを起動する。
- 左ペインの情報にある「設定」をクリックする。
- ポップアップ内の左ペイン下側にある「インポート」をクリックする。
- Evernoteを選択する。
- Evernoteにログインする。
- Evernoteのアクセス権限を付与するため、「Notionを1年間承認する」を選択し、「承認」ボタンをクリックする。
- Evernoteのノートの一覧が表示されるため、すべてのチェックボックスにチェックをつけて、「インポート」ボタンをクリックする。
- Evernoteのデータ量にもよりますが、数時間~2日間程度待機する。(ノートブック単位で全てのノートがインポートされないとNotionアプリに表示されないため、インポートされているのかがわかりづらい。)
- Notionに移行したノートデータをEvernoteの画面と見比べて、ちゃんと移行できているかを確認する。
- Evernoteのアプリを削除する。
まとめ
時間はかかるものの、手順としては凄い簡単にデータ移行ができました。データ移行が完了後したら、データ量確保のためにも、Evernoteのアプリを削除するのを忘れないようにしましょう。