導入
同じような端子なのに色々な種類があり、新しい規格が誕生していっているため、わかりにくいUSBの規格について調査してみました。
用語の説明
USB:Universal Serial Busの頭文字を取ったもので、電源供給やデータ転送や映像出力等ができるものがあり、パソコンの周辺機器の接続や充電などに利用されます。
Thunderbolt:インテルとAppleが開発した「高速データ転送」や「高解像度映像出力」を可能にする通信規格です。Thunderbolt3以降では、USB Type-C (タイプC) コネクタが採用されています。稲妻マークが目印です。
USBの規格
USBとThunderboltのバージョンごとの仕様とケーブルの相場を以下にまとめました。
規格 | 最大データ転送速度 | 電力供給 | ケーブルの相場価格 |
---|---|---|---|
USB 2.0 | 480Mbps | 最大2.5W | 約¥500〜¥1,500 |
USB 3.0 / 3.1 Gen 1 | 5Gbps | 最大4.5W | 約¥1,000〜¥3,000 |
USB 3.1 Gen 2 | 10Gbps | 最大100W | 約¥1,500〜¥4,000 |
USB 3.2 | 20Gbps(Gen 2×2) | 最大100W | 約¥2,000〜¥5,000 |
USB4 | 40Gbps | 最大240W(PD 3.1 EPR) | 約¥3,000〜¥7,000 |
Thunderbolt 3 | 40Gbps | 最大100W | 約¥3,500〜¥8,000 |
Thunderbolt 4 | 40Gbps | 最大100W | 約¥4,000〜¥10,000 |
Thunderbolt 5 | 80Gbps(最大120Gbps) | 最大240W(PD 3.1 EPR) | 約¥6,000〜¥15,000 |
まとめ
より性能が高い規格の製品を利用した方が効率的ではありますが、予算との相談でオーバースペックになりすぎないように見極めていきましょう。ドッキングステーションへの接続等、大量のデータを転送する場合は、性能の高い規格の製品を購入しましょう。