スクラム開発の3つの役割と3つの成果物

IT
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

導入

近年、「アジャイル開発手法」が注目されています。アジャイル開発手法はトヨタ生産方式を元にされて考えられたシステム開発のための手法ですが、その中でも特にスクラム開発手法が有名になっています。スクラム開発手法の役割と成果物について調べてみました。

3つの役割

スクラム開発手法では以下の3つの役割があります。それぞれの役割が何を担当するのかを見ていきましょう。

  • プロダクトオーナー:要件に優先順位をつけて整理し、「プロダクトバックログ」を作成することで成果物の価値を最大にする人。
  • スクラムマスター:スクラム開発がうまく行くように働きかける人。邪魔を排除したり、スクラム開発手法を教えたりする。開発者への指示や決定はしない。
  • 開発メンバー:指示待ちではなく自分で考えて動くことで仕事を進めていく人達。

3つの成果物

スクラム開発手法での成果物は以下の3つになります。

  • プロダクトバックログ:プロダクトが目指す形「プロダクトゴール」とプロダクトが目指す形にするための一覧「プロダクトバックログアイテム」
  • スプリントバックログ:1スプリント分のプロダクトを作成するための具体的な作業計画
  • インクリメント:作成されたプロダクト

まとめ

最近はシステム開発以外でもスクラム開発手法が利用されています。要望がしっかりと決まっておらず素早く試行錯誤が必要なプロジェクトでは、業界を問わずに使えると思います。興味があれば勉強してみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました