導入
生成AIの進化が加速する現代、コーディングAIを活用せずにシステム開発を行うのは、もはや非効率と言っても過言ではありません。
本記事では、個人でも無料で利用できるプログラミング環境として、Visual Studio Code(VSCode)上でAmazon Q Developerを使えるようにするための設定手順をわかりやすく整理しました。
環境
- 試行日
- 2025/08/07
- Visual Studio Code(VSCode)
- バージョン: 1.102.3 (user setup)
- コミット: 488a1f239235055e34e673291fb8d8c810886f81
- 日付: 2025-07-29T03:00:23.339Z
- Electron: 35.6.0
- ElectronBuildId: 11847422
- Chromium: 134.0.6998.205
- Node.js: 22.15.1
- V8: 13.4.114.21-electron.0
- OS: Windows_NT x64 10.0.26100
- AWS Toolkit
- バージョン: 3.71.0
- バージョン: 2025-08-06
前提条件・注意事項
- 現時点ではAmazonQは「個人利用」に限って無償で利用可能。
- AmazonQはデスクトップ版のVisual Studio Code(VSCode)でしか利用できない。
- 2024/04/30より、Amazon CodeWhispererはAmazon Q Developerの一部として統合。
Visual Studio Code(VSCode)のインストール
以下からダウンロードして、Visual Studio Code(VSCode)のデスクトップ版をインストールする。

Download Visual Studio Code - Mac, Linux, Windows
Visual Studio Code is free and available on your favorite platform - Linux, macOS, and Windows. Download Visual Studio C...
Visual Studio Code(VSCode)の日本語化
- Visual Studio Code(VSCode)に拡張機能の「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールする。
- 「Ctrl+Shift+P」を押して 、「display」 と入力して 「Configure Display Language」 を選択。
- 「日本語」を選択。
- 再起動されると日本語になっている。
AWS Toolkitの導入~Amazon Q Developerの導入
- Visual Studio Code(VSCode)を起動し、拡張機能(Extention)からAWS Toolkitをインストールする。
- 左側のawsアイコンを選択し、AMAZON Qのタブをクリックする。
- 「AMAZON Q:LOGIN」で「Choose a sign-in option:」が出たら、個人で利用する場合は「Personal account」を選択後、「Continue」を選択する。
- 「Do you want Code to open the external website?」というポップアップが表示されたら「Open」:を選択し、ブラウザでログイン画面を開く。
- AWS Builders IDでログインし、アクセスを許可する。
まとめ
現状、Amazon Qの右クリックメニューが英語のままなので、コマンドを選択すると回答も英語になってしまいます。その場合は、「コード以外は日本語でお願いします。」とチャットを入れると、日本語で回答してくれるようになります。