導入
ゴルフ歴がそこそこ長くなってきたため、ゴルフ場のコンサルタントになったつもりで改善ポイントや良い所を列挙してみる記事になります。なお、統計的な内容を記載することはありますが、特定のゴルフ場を示すものではありません。
改善点と理由と対処法
改善点・理由・対処法を列挙してみます。
- 4人1組が前提になっており、1ホール当たりのプレー時間が長くなってしまう。
- 日本では4人1組でプレーするスタイルが一般的になっています。4人の状況を把握して、気を使いつつプレーすることで、ショットの譲り合いであったり、カートに乗るまでの待ち時間といった待ち時間が発生してしまっていることがあります。また、景気が良い時は良いのかもしれませんが、2バック・3バックの割り増し料金がかかることにより、ラウンド代が高くなってしまいゴルフ離れが加速します。
- 2人1組を前提とすることで、1ホール当たりのプレー時間を短縮することができ、3人や4人で回りたい場合は、ハンデキャップを申告し、4バック追加料金を払うといった工夫をすると快適にプレーができて顧客満足度の向上が見込めるかもしれません。
- コンペなどの場合に2人1組を前提にしたとしても、最近のスマホ用ゴルフアプリでは、リアルタイムのスコア共有機能があったりするので、あまり困らないかもしれません。
- 日本では4人1組でプレーするスタイルが一般的になっています。4人の状況を把握して、気を使いつつプレーすることで、ショットの譲り合いであったり、カートに乗るまでの待ち時間といった待ち時間が発生してしまっていることがあります。また、景気が良い時は良いのかもしれませんが、2バック・3バックの割り増し料金がかかることにより、ラウンド代が高くなってしまいゴルフ離れが加速します。
- 車でのアクセスが前提となっているゴルフ場が多い。
- 最近は若者の自動車離れのため、配車可能な人がいないとゴルフ場に行けないという問題や、車の運転手はクラブハウスやホール途中の売店等でお酒が飲めない問題があります。
- クラブバスを最寄り駅まで走らせて、ゴルフ予約時にクラブバス利用有無を設定できるようにすると、電車でのアクセスが増えて、ビールや地酒等の売上アップにも繋がるかもしれません。
- 最近は若者の自動車離れのため、配車可能な人がいないとゴルフ場に行けないという問題や、車の運転手はクラブハウスやホール途中の売店等でお酒が飲めない問題があります。
- 自分で運転せずカート道に埋め込まれたレール上を自動で走るリモコンカートの速度が遅すぎることで、プレー速度を著しく下げている。
- リモコンカートが遅すぎて待ち時間が発生したり、乗車時間が長くなってしまうことがあります。
- 急な坂道などの危険な場所でカートの速度が遅い場合はしょうがないですが、平坦な道ではもう少し高速にすることでプレー時間の短縮が見込まれ、1日にプレー可能な組数が増やすことができます。
- リモコンカートが遅すぎて待ち時間が発生したり、乗車時間が長くなってしまうことがあります。
- 初心者がスロープレーをしてしまい、1日に回れる組数が少なくなっている。
- 昔ながらの人がカートに乗ってコースを逆走しつつ、ファストプレーを促すというのは人件費もかかり、ショットを打つ際にボールが飛ぶ位置を逆走しているとスロープレーになってしまうことがあります。
- GPSナビ付のカート等では、前の組との空き具合を光や音で可視化し、クラブハウスから位置情報もわかるため、あまりにも遅れている時だけ無線で催促することで、1日に回れる組数を多くすることができます。
- 昔ながらの人がカートに乗ってコースを逆走しつつ、ファストプレーを促すというのは人件費もかかり、ショットを打つ際にボールが飛ぶ位置を逆走しているとスロープレーになってしまうことがあります。
- 売店が機能していないゴルフ場があり、プレーフィー以外の諸費用で儲ける機会損失をしている。
- 昔ながらの売店を運営しても人件費で元が取れません。そのため、売店の建物はあるものの、トイレの用途でしか使われていないようなゴルフ場が多くあります。
- カートにQRコードを貼っておいて、スマホから注文することで、ドローンで運ぶシステム等を構築してみると注文量も増えて、話題性も出てよいかもしれません。
- 昔ながらの売店を運営しても人件費で元が取れません。そのため、売店の建物はあるものの、トイレの用途でしか使われていないようなゴルフ場が多くあります。
- ブラインドホールで前の組が飛球範囲内にいないことを確認するためにフォアキャディがいる。
- ワンオンチャレンジ等の企画の場合、1日中1人が張り付いて、企画の説明から結果の確認や商品の受け渡しまでを行っている所が多いです。
- GPSナビ付カートの場合、ホールとホールの間にいる時に広告を流すことによって、
- ワンオンチャレンジ等の企画の場合、1日中1人が張り付いて、企画の説明から結果の確認や商品の受け渡しまでを行っている所が多いです。
- ゴルフ場内(クラブハウス・売店・自動販売機全て)では飲み物が高い。
- 都心から離れているゴルフ場も多く、仕入れにお金がかかってしまうことから、500mlペットボトルが250円等、飲み物が高価になりがちです。
- 「ラウンド時は早起きが必要だが、ゴルフ場には早めについておかないといけないマナーがある」という特性を活かして、朝のカフェイン飲料(コーヒー・緑茶)などの販売に力を入れて、コーヒーをクラブハウスで飲むように習慣化できる価格にする。
- 都心から離れているゴルフ場も多く、仕入れにお金がかかってしまうことから、500mlペットボトルが250円等、飲み物が高価になりがちです。
まとめ
まとめると以下になります。
- 2人1組を前提によるプレー時間短縮
- アクセス方法多様化による利用者増加
- リモコンカートの高速化
- スロープレーの撲滅
- コース内販売の充実
- デジタル化によるフォアキャディ人件費の削減
- ゴルフ場内の飲料価格の削減
最後に
上記の課題を全て解決することで、ゴルフ場の経営が良くなり、ゴルファーもプレーがしやすくなり、よりゴルフ人口が増えるという良い循環を作ることができるかと思います。