温冷交代浴による健康効果(ととのう?)

健康
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温冷交代浴とは

温冷交代浴とは、文字通り温かいと冷たいを交互に行う入浴法の一つ。
温冷交代浴は、健康に良いメリットと健康上宜しくないデメリットが存在する。
代表的な温冷交代浴は、サウナと水風呂を交互に入る(通称:ととのう)ことがよく知られている。
メリットとデメリットおよび温冷交代浴のやり方について調べてみた。
※なお、温冷交代浴には、健康上宜しくないデメリットが存在するため、全ての人におススメする内容ではありません。特に持病がある方、体調が悪い方は、かかりつけのお医者様と相談してください。

温冷交代浴の原理

人間は皮膚が温められると、血管が膨張し、血液の巡りが良くなる。逆に皮膚が冷やされると、血管が収縮することで、血液の巡りが悪くなる。温冷交代浴により、血管の膨張と収縮を繰り返すことによって、大量の血液を体中に巡らせることができる。

温冷交代浴のデメリット

温冷交代浴は、血管の膨張と収縮を繰り返すため、以下のデメリットがある。

  • 十分な水分を摂っていないと、身体が温められることで血液がドロドロになり、脱水症状となってしまう。
  • 高血圧状態になるため、血管に負荷がかかり、血栓ができている場合はそれがはがれることで脳梗塞や心筋梗塞の引き金となってしまう。

温冷交代浴のメリット

温冷交代浴のメリットは以下の通り。

  • 筋肉トレーニングの後、疲労物質や老廃物を血流で押し流すことができるため、筋肉痛が抑えられ、疲労回復効果が望める。
  • 血流が良くなることで、血流が悪いことが原因で発生している肩こりが解消する。
  • 身体の表面温度が下がり、深部体温が上がるため、安眠に繋がりやすい。
  • 身体がポカポカしているが頭がすっきりとしている(ととのった)状態になることがある。

温冷交代浴のやり方(サウナ&水風呂の場合)

温冷交代浴のやり方は以下の通り。

  • 十分に水分補給した後、サウナ室に入る(10分)
  • 身体の汗を流した後、水風呂に入る(2分)
  • 身体を軽く拭いた後、リクライニング可能な椅子等に座って休憩(10分)

上記を3セット程度、繰り返す。個人差やその日の体調も影響するため、セット数や上記時間は各自がちょうどよいと思うやり方を見つけてください。

温冷交代浴のやり方(おうち編)

サウナでの温冷交代浴が良く知られているが、自宅でもできないことはない。自宅で温冷交代浴する方法は以下の通り。

  • 湯舟に浸かる(10分)
  • 温度を下げたシャワーを手や足からかける(2分)
  • 身体が冷めない程度に椅子に座って休憩(2分)

上記を3セット程度、繰り返す。個人差やその日の体調も影響するため、セット数や上記時間は各自がちょうどよいと思うやり方を見つけてください。

まとめ

温冷交代浴は、疲労回復効果が見込めるため、アスリートにはおすすめの健康法かもしれない。また、近年日本人に増えている寝つきが悪い人にもおすすめできるかもしれない。ただし、デメリットが発生した際のリスクはとても高いため、試すととしても体調に気を付けて試してみた方がよい。

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