導入
近年、在宅勤務の増加、ネットサービスの普及におよる外出頻度の低下、日傘や化粧品による女性の照射日光量の減少による体調不良が増えています。今まで毎日当たり前のように浴びてきた日光を浴びなくなっているからです。日照時間の短いヨーロッパでは、昔から意識的に日光浴をしています。日光を浴びることによる健康効果と必要量を知って、健康的に過ごしましょう。
日光を浴びることによる健康効果
日光浴により、体内でビタミンD3の生成が生成されます。それだけと思われますが、ビタミンD3は以下のような効果があります。以下の効果を観ると、ビタミンD3の不足が現代の日本人が抱えている病気に繋がっていると思えるのではないでしょうか。
- 脳を活性化させる神経物質、セロトニンの生成（うつ病改善）
- カルシウムの吸収を助けるため、骨や歯の強化（骨粗しょう症改善）
- 筋肉の収縮にもかかわっているため、運用機能の強化（フレイル防止）
- 発がんリスクの低下（がん防止）
- 中性脂肪の減少効果（脂質異常症の改善）
必要な日照時間
日光浴が健康効果があるのはわかったが、1日あたりどのくらいの日照時間が必要なのでしょうか？
季節によって必要な日照時間は異なります。
- 春・夏の日光浴：15分/日程度
- 秋・冬の日光浴：30分/日程度
なお、皮膚が赤くなるまで日光に浴びている場合は、浴びすぎで皮膚がんや皮膚の老化に繋がるため、適度な照射量にするように気を付けましょう。
紫外線量が多い夏は日陰でもよいが、ガラス越しだと紫外線が反射してしまうため、屋外で日光浴をしましょう。
結論
日光浴はビタミンD3の生成効果があり、うつ病の改善、骨粗しょう症の防止、筋力増強などの現代病の抑止・改善につながるため、春夏は15分/日、秋冬は30分/日、屋外に出て日光浴をしましょう。
